ドメーヌ・ディディエ・グラップ

Domaine Didier Grappe

ドメーヌ・ディディエ・グラップ
サン・ロータン,ジュラ,フランス

ジュラはサン・ロータン村の造り手ディディエ・グラップは、ボーヌのワイン学校で学んだ後、2001年に生まれ故郷でワイン造りを始めました。
2007年には完全に畑をビオロジック栽培に転換し、現在は4ヘクタールの畑でサヴァニャン、シャルドネ、ピノ・ノワール、プールサールなど、ジュラ伝統の品種を育てています。畑だけではなく、セラーでも、できる限り人工的な手を加えないことを心がけてワイン造りをしています。彼の作るワインは最近とみに評価を上げています。

ディディエと出会ったのは2013年、ロワールのアンジェで開かれるサロン「アノニューム」を訪ねた時です。この小さなサロンには、当時から若手の選りすぐりの造り手が揃っていて、彼もその一人でした。ジュラらしい、深みのある味わいの彼のワインを試飲して、すぐに気に入りました。
その後、ジュラのサロンでも再会し、ドメーヌを訪ねて素晴らしい畑も見せてもらいました。しかし、すぐにはワインを仕入れるタイミングが合わず、取引を始めたのは2016年からです。その時に仕入れた2015年のワインたちは大変出来がよく、長期に熟成していき、常においしく変化を楽しみながら飲めるものでした。
ディディエは私のことをドイツで初めて自分のワインを買ってくれたインポーターとして大切にしてくれています。