Missterre15

Miss... terre 2015

Miss… terre 2015 ミス・テール 
生産者:Les Vigneaux レ・ヴィニョー(アルデシュ地方)
品種:シラー100%


アルデシュ地方のレ・ヴィニョーの造るシラー種100%の赤ワインです。
2013年キュヴェは大好評で完売でしたが、2015年が入荷です。

ほんの一部の葡萄は除梗するみたいですが、ほとんどの葡萄を全房使用し、セメントタンクで発酵させ、その後600Lの樽で熟成させて、SO2一切添加なしで瓶詰めされています。

このミス・テールは、妻のエレーヌさんが醸造を担当されているワインです。彼女らしい優しい味わいに仕上げられています。

シラーSyrahという赤ワインの品種について少々書いておきます。
エルミタージュやコート・ロティ等、ローヌワイン好きの方にはお馴染みの葡萄品種です。オーストラリアではシラーズShirazと呼ばれ、長期熟成型のワインがこの品種で造られています。
小粒で濃厚な色調で分厚い皮を持つ、色素の多い葡萄です。タンニンは中庸の強さで、酸は強め。色は濃いめで、なめらかでコクのある果実味が特長の味わいに仕上がります。
ローヌ地方ではよく「スパイシー」という言葉で表現される、特徴的な黒胡椒の香りがするワインとなるといわれています。
しっかりとした個性を主張する葡萄です。

さて、このミス・テールですが、エッジに紫が見られるやや濃い目の赤色で、カシスなどの黒果実系の香りがありますがやや控えめな感じがします。
最初の口当たりは軽く、果実味も感じられ、酸も程良くバランスがいい印象ですが、次第に黒胡椒などを想わせるスパイシーでしっかりしたボディを感じさせる味わいが出てきます。
アフターにはカカオのようなビターで細かなタンニンがあり落ち着きを感じます。
全体としてこの2015年のものは、恵まれた気候で育った、ポテンシャルの相当高い果実、という印象を持ちます。

料理のおすすめとしては、やはり胡椒を効かせた肉のグリルや濃い煮込み、オーソブッコ。またこのスパイシーな味わいに中華料理を合わせると面白いと思います。