Elepolypossum17

Elepolypossum 2017

Elepolypossum 2017 エルポリポッスム
生産者:Domaine Jean-Louis Tribouley ドメーヌ・ジャン・ルイ・トリブレ(ルシヨン地方)
品種構成:カリニャン100%


南仏ルシオン地方のジャン・ルイ・トリブレが造る赤ワイン、カリニャン100%のキュベを今回初リリースします。

樹齢70から80年のカリニャンから造られるこのワインは、しっかりとしたボディを持ったものに仕上がっています。

南フランスで広く栽培されている品種のカリニャンは、通常は他の品種とのブレンドに使われることが多いのですが、ジャン・ルイはじめ自然派の生産者たちは、この品種のみで繊細なワインを生み出しています。

スモーキーなインク系の香り。
口に含むと、穏やかなタンニンのアタックがしっかりとしたボディを感じさせます。その後、果実味ときれいな酸が、バランスよく出てきます。アフターは繊細な酸味が心地よく残ります。

ハムやソーセージ等の前菜、濃いソースや煮込んだ肉料理には、ぴったりの相性だと思います。

ペルピニャンの西30㎞のラトゥール・ド・フランス村にあるジャン・ルイ・トリブレのワイナリーを訪問した時、きれいに剪定されたカリニャンの古い樹に感動を覚えました。

カリニャンはスペインが原産と言われている品種ですが、南フランスで最も広く栽培されています。
日照量が多く、乾燥した土地を好みます。
灰色カビ病などの病気に強い反面、葉や果房へのウドンコ病にはとても弱いです。そのため、乾燥していて、定期的に風が吹き抜ける土地が最適だとされています。樹勢が強く、とても収量が多いことも特徴だと言われていますが、ジャン・ルイのように収量を押さえて丁寧に栽培すると、とても繊細な味わいのワインになります。

品種の持つ香りとしては、スパイスの香り、完熟したプルーンなどのベリー、キノコ、皮、鉄、インクなどのニュアンスも感じられ、味わいには酸味と渋味、タンニンが強く感じられます。刺激的な味わいが強く、その強いタンニンは長期熟成に向いているとされています。
ジャン・ルイは、このような品種の特性をうまく生かして、タンニンと酸味が適度にバランスを保つ、エレガントなワインに仕上げています。