Le Servan

ル・セルヴァン

12区と並んで、今、パリのナチュラル志向のグルメが集まるパリ11区にあるこの店は、フィリピン系の母を持つ姉妹が2014年に開いた自然派ビストロです。

シェフである姉のタチアナは「アルページュ」「アストランス」など星付きレストランで修業して、アジアのスパイス使いとガストロノミーを融合させた料理を提供しています。レストランを仕切るのは妹カティアです。ワインはすべて自然派で、華美な装飾を取り払ったシンプルな内装で外光を取り入れた明るいフロワーが特徴です。

さて、我々は平日のランチでも混むと聞いたので、しっかりと予約を入れていきました。
昼は€25のランチのコースのみで、前菜は4種、メインは3種から選べます。

私は前菜にイカの墨煮、メインに鴨の胸肉(マグレ)を、パートナーは、前菜は牛肩肉のラビオリ、メインは白身魚のメルルーサをチョイスしました。            

イカの墨煮は赤キャベツが添えてあり、キャベツの酸味とやや濃厚な墨煮との味のコンビネーションがいい具合でした。揚げたラビオリはパリッとした食感とタイのナムプラーを使ったスープがうまくマッチしたアジア風の皿でした。

メインの鴨の胸肉は柔らかく黒豆を使ったというソースと相性抜群でした。一方、白身魚のメルルーサに刺激的なチリを焦がしたソースは、ピリ辛のアジア風味を感じさせるものですが、ベースにはバターを効かせたフランス料理の基本もしっかり踏んでいるのが特徴的なお皿でした。

エスニックなフレイバーのベースに、フランス料理の基本を踏まえてバター、ブイヨン、フォン等で手を抜かずにしっかり作る。そういった一貫したコンセプトがここの料理全体に流れていて、それはシェフの並々ならぬ力量を感じさせるものでした。


32 rue Saint-Maur
75011 Paris

メトロ:9番 Voltaire or Saint-Ambroise

Tel : 01 55 28 51 82

Every day: 12:00-22:30
 (lunch 12-14:00, snacks 14-19:30, dinner 19:30-22:30)

(営業時間はHPなどをご確認下さい)