Le Repaire de Cartouche

ル・ルペール・ドゥ・カルトゥーシュ

11区、バスティーユ広場に近いところにある老舗のビストロです。ノルマンディ出身のシェフ、ルドルフ・パキンさんが、本当にいい食材を厳選して作る、シンプルで本格的なビストロ料理が、パリの食通の間でも評判です。
ヴァン・ナチュールを出すビストロは若い客層中心のサブ・カルチャー系の店が多い中、ここはもう少し年齢層も高く、伝統的ビストロの雰囲気です。

メニューはムニュ(コース)とアラカルトの両方があり、コースはアントレ(前菜)、プラ(メイン)、デザートが、それぞれ3種類からのチョイスでした。この夜の前菜はセップ茸/鰯/牛肉、メインはマグロ/野兎/牛肉からのチョイスという構成で、バランスのいいものでした。私は、アントレには牛肉、フォワグラ、きのこのテリーヌ(nougat salé)を、プラは野兎肉(lièvre)のジャガイモ・グラタン(parmentier)を、パートナーはアラカルトでフォアグラ入りのパネ(白にんじん)のスープと帆立貝のロースト南瓜ピュレー添えを注文しました。
さて、テリーヌですが、ヌガーと名乗っているだけに密度が濃くてがっつりしたものですが、味は意外とあっさりしていました。野兎(リエーブル)はそろそろ季節のジビエの一種でかなり癖のある味なので、どう料理するかがポイントですが、この料理は肉をミンチ状に刻んでシャンピニオンと一緒にジャガイモのグラタンにしたもので、肉の癖は感じられず、バランスの良い味のミックスを楽しめました。

料理に合わせたワインは北ローヌの自然派では大御所であるダール・エ・リボのグロース・エルミタージュの2015。ここのシェフの友人でもある造り手ですが、酸、ミネラル、果実味のバランスがよく、重めの料理にもよく合うものでした。

私はデザートの代わりにチーズの盛り合わせを、パートナーは梨のサブレにアイスクリームをとりました。

久しぶりにここに来ましたが、相変わらず、いい食材をシンプルに料理した抜群においしいビストロ料理を堪能しました。
ワインリストもヴァン・ナチュール中心で種類も豊富で、見ているだけで楽しめるものです。


8 Boulevard des Filles du Calvaire,
75011 Paris

Tel : 01 47 00 25 86

Tues-Saturday:12:00-14:15, 19:30-23:00
Sunday&Monday:12:00-14:15

(営業時間はHPなどをご確認下さい)