Le Cave Septime

ル・カーブ・セプティーム

シンプルでオシャレなワインバー兼ショップ、Le Cave Septimeル・カーブ・セプティーム。11区のバスティーユ近く、アトリエやおしゃれなワインバー等がある地区に、「セプティーム」という評判のレストランが開いたお店です。

ワインのセレクションは本店「セプティーム」のカーブの縮小版という感じで、ヴァン・ナチュール100%です。最近のパリのヴァン・ナチュールシーンの傾向と言ってもいいのですが、ここでもイタリアのワインが入っていて、ダリオ・プリンチッチ Dario Princic のオレンジワイン等を飲んでいる人がいました。
グラスワインはペティアンとシャンパーニュ1種類ずつと赤と白が5種類ずつから選べます(写真)。値段は1杯(10 cl.)€4.5から€8くらいです。グラスはINAOのテイスティング・グラスを使っていますが、これもこの手の店のほとんどで同じ傾向です。
食事はハムやチーズといったおつまみ類中心です。

お客さんの様子を見てみると、グラスワインを1,2杯飲むだけで出ていく人や、グループでボトルを開けている人などいろいろです。席数はテーブル2つとカウンター5席ほどです。
棚に並んでいるボトルには、値段の書いたラベルがネックに掛かっていて、その値段で持って帰ることもできるので、ワインを買いにだけ来る人もいます。ボトルの値段は€9からあって、€10〜20台が中心でしょうか。今パリのヴァン・ナチュールのバーのほとんどが、ショップを兼ねたこのスタイルを取っています。

我々が入ったのは夕方五時過ぎくらいでしたが、最初は満席で立ち飲みをしていました。晩御飯前の時間でしたので、僕はアぺリティフとして、グラスワインの中から、エルヴェ・スオーのヴィオニエと、マルサンヌの白、そして2杯目の赤は、ボージョレのラパリューのところで働いていたDufaitreという人のものを飲みました。白はスオーらしい骨格のしっかりした味わい、赤はラパリューのワインの濃厚さを受け継いだ凝縮度の高いものでした。
サービスのスタッフはカジュアルな服装の男性と女性の2人で、大変フレンドリーでワインにも詳しく、的確なアドヴァイスをくれました。

ところで、店の窓に「Apéro」(アペロ)と書いてあります。これは「Apéritif」(アペリティフ/食前酒)を略した言葉なのですが、フランスでは日常会話で「ご飯の前にちょっとアペロしていかない?」なんて普通に使う表現で、食事前に1杯やりながら軽いものをつまむ習慣のことです。食前と言っても軽く1,2時間は食べて飲んでべらべらしゃべるのがフランス流です。ですから日本人ならまともに付き合うと食事時には酔っぱらってお腹いっぱいという困ったことにもなりかねないので要注意です。この店は正にアぺロに打って付けの場所といえます。
我々はワインだけ飲む半アぺロをして、予約をしているレストランに向かいました。


3 rue Basfroi 75011 Paris

Tel : 01 4367 1487

Everyday: 16:00 – 20: 30

(営業時間はHPなどをご確認下さい)