La Petitte Lanterne 2020

La Petitte Lanterne 2020

ラ・プティ・ランテルヌ
生産者:Du Vin aux Liens ドゥ・ヴァン・オー・リアン (Vaneesa Letort ヴァネッサ・ルトール)
品種:シャルドネ 50%, ピノ・ブラン 35%, リースリング 10%, ミュスカ 5%

ヴァネッサ・ルトォの新着ワインをご紹介します。

「小さなランタン」と名付けられたこのキュベは、アルザス地方・エギスハイム村の有機農法ドメーヌ「アルベール・ヘルツ」の葡萄を使っています。

収穫後すぐにダイレクトプレスし、一次発酵が完全に終わる前に瓶詰めし、この発酵を継続したまま瓶内で炭酸ガスを発生させワインに溶け込ませる、いわゆるメトード・アンセストラという方法で造られた泡ものです。二次発酵で造られるシャンパーニュ方式と違って、自然で優しい泡ができるこの方法は、自然派の作り手が好んで取り組んでいます。
ビオロジックで栽培されたブドウを手摘みで収穫し、自然酵母のみで発酵。厳密な濾過(ろか)や清澄も行わず、瓶詰め時に至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)も無添加で造られます。
リフレッシュメントとしてぴったりな、軽やかな飲み口のワインに仕上がっています。

グラスに注ぐと軽やかな泡が立ち上ります。
少し濁りがある淡い黄色。
白い花、柑橘系果実の香り。
レモンやグレープフルーツの柑橘系の果実味と、心地良い酸が調和し、アフターにハーブやスパイスの味わいが残ります。

残糖もないキリッとした泡なので、フランス人が本格的な食事の前に軽いおつまみとともにワイン飲む「アペロ」という時間に最適と言われていますが、複数の葡萄品種の組み合わせで出来ていることや、醸造由来により複雑味もあるので、食中酒としてもぴったりです。
魚介類の前菜やパスタ、また、生牡蠣、魚介のグリルなど、合わせる料理の範囲は広いと思います。