Vollmond Chasselas 2018
Thomas Harteneck

Vollmond Chasselas 2018 フォルモント シャスラ
生産者:トーマス・ハルテネック Thomas Harteneck(ドイツ・バーデン地方)
品種:シャスラ100%


ドイツ・バーデンの地方のハルテネック醸造所の新着ワイン第3弾は、バーデン南部の主要白品種である、シャスラのみで造られた白ワイン「フォルモント」Vollmondです。

柑橘類、リンゴ、アプリコット等、様々なフルーツの香り。
口に含むと、ミネラル、果実味、香辛料の風味と、適度な酸味も加わって、さわやかで飲みやすい味わいとなっています。

食前のアペリティフにもいいですが、今の季節は、アウトドアにもってこいのワインです。また、しっかりとしたミネラルを含む味わいは、魚介類を使った日本料理にもよく合うと思います。

ところで、このワインの名前「フォルモント」とは満月のことで、このシャスラの収穫を、去年の9月26日の早朝、満月の下で行ったことから名づけられました。
トーマス・ハルテネックさんは、20年来ビオディナミ(バイオダイナミックス)農法を実践してきた方ですが、この農法の特徴の一つは、月の運行カレンダーに基づいて農作業を行うことです。潮の満ち引きは月の引力の影響であることはよく知られていますが、バイオダイナミックスでは、月の運行に限らず、宇宙の営みが地球上の生命体に与える影響を重要視しています。

さて、シャスラ種の葡萄について少し書いておきます。
シャスラはドイツでは「グートエーデル」と呼ばれていますが、最近ドイツでも将来性のある品種として注目されています。
シャスラ(グートエーデル)が最も多く栽培されている国はスイスで、フランス語圏のヴォー州、ヴァリー州等で主に生産され、土地固有の品種として大切にされ、シャスラで造るワインは地元の高級レストランやホテルで出され、ほとんど地元で消費されています。ドイツではこのハルテネック醸造所のあるバーデン地方最南部、フランスとスイスに近いマルクグレーフラーラント地区に集中して畑があります。このほか、フランスのアルザス、ルーマニア、ハンガリーなどでもシャスラからワインが造られています。

シャスラは、栽培ぶどうとしては最古の品種とされ、古代エジプトが起源といわれていますが、よくわかっていないようです。スイスでは、野生のぶどう品種の自然交配でこの葡萄の誕生した、レマン湖地域の固有品種であり、1654年の古文書に登場しているとされています。ドイツのシャスラは18世紀ごろスイスのヴォー州から移植されたとされています。

宇宙の生命力が高まる満月の時に収穫された、期待の葡萄品種シャスラで造られたこの「フォルモント」を、是非お試しください。