Clin d’Oeil 2016
Domaine Mas Lau

クラン・ドォイユClin d’Oeil 2016
生産者:ローラン・バニョール【ドメーヌ・マスロー】(ラングドック地方)
品種:ウィヤードoeillade 100%

今月の新着も、ラングドックの生産者、マスローのローラン・バニョールの、赤ワインです。

「クラン・ドォイユ」とはフランス語でウィンクのことです。その名の通り、ラベルはローランがウィンクしている絵柄になっています。ウィヤード種100%で造られています。

ローランが現在の土地を手に入れた理由の一つが、地元品種であるこのウィヤードが植わっていたことです。
ウィヤードとはサンソー種の古木の別名で、Pinot de Lunguedoc(ピノ・ド・ラングドック)という別名もあるそうです。暑さと乾燥に強いのですが、栽培が難しく、酸味を残して仕込むのも難しいので、敬遠されやすい品種で、地元でもほとんど残っていない希少な品種です。
彼の砂岩土壌の畑には、何と1906年に植樹の、樹齢111年の樹が残っています。ローランは、この品種の持つ、酸味が少なく果実味豊かな個性を、自然な造りでうまく生かしています。

除梗しないで10日間かけて発酵させます。その間、ピジャージュ(櫂入れ)はしないで ジュースをリモンタージュ(下から上にジュースを移動させる)させ、発酵を促成させます。
彼は今はタンクを使用していますが、将来的には大樽を使って熟成させたいと思っています。そうすることによってブルゴーニュのジュブレ・シャンベルタンみたいな繊細なワインを目指しています。

色は濃い目のルビー色、香りは軽めですがスパイシーなフレーバーがあります。
口に含むとピノ・ノワールのような繊細な果実味に、ミネラルと酸のバランスがよく、軽いタンニンも感じ、深みのある味わいです。