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頑固なアルザス人が守りぬいたテロワール

// 自然派ワインの生産者

2014/09/30

テロワールとは?

よくフランス人はワインを評価するときに「テロワール」terroirという言葉を使う。「テロワールをよく表現したワイン」といわれれば最高の褒め言葉になる。テロワールとは直訳では土壌のことだが、ワイン造りにおいてはより広い意味を包摂する言葉で、ワイン造りに影響する産地特有の個性を表す。山地の気候や土壌、地勢などの自然条件から、固有の葡萄品種の特性、さらにその土地の文化伝統まですべてを含んでいる。

 

150年前のワインの復活を目指すような我々がお付き合いをしている造り手たちは一様に今、市場にあふれているワインは高級なワインとされているものでさえもテロワールなんて全然表現されていないと批判する。なぜか? 答えは簡単である。化学肥料や除草剤を使った畑では生態系が破壊され、微生物も自然酵母も死活していて、葡萄にその土地以外のところから人口酵母、砂糖、酸、その他いろいろなものを足したり引いたりしなければワインが造れない、そんなワインが土地の個性を反映しているとは到底いえないということだ。

それゆえ、ひたすら健全な葡萄を育てることにつとめ、何も引かず、何も足さずワインを造る所謂「自然派」のワインこそ、たとえINAOから「土地の個性を反映していない」と判断されてアペラシオンをはずされても、「最もテロワールを反映したワイン」と逆にいえるのである。最近、今までこれらのワインを無視してきた評論家の一部が「自然派」ではなく、「テロワールワイン」というカテゴリーで評価し始めているのも納得がいくことだ。

さて、我々が今回出している2つのアルザスのドメーヌ(BinnerとSchueller)では父親の世代がアルザス人特有の頑固さで自分たちの文化伝統を守り、化学物質など使わず、変人扱いされても健全な土地を守ってきたといえる。アルザスという土地はドイツとフランスの狭間で歴史に翻弄されてきた土地柄で、それゆえに自分たちの文化に誇りを持ち、それを頑固に守ろうとしてきた。ビネールのジョゼフ、シュレールのジェラールこの二人のお父さんたちも頑固な典型的なアルザス人alsacienといえる。彼らのお陰で、我々は彼らの素晴らしい土地の個性(テロワール)を表すおいしい本物のワインを味わうことが出来るのだ。

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左がジェラール・シュレール氏、右がジェゼフ・ビネール氏




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